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ダウンタウン、ヒロミ…“共演NG”ブチ切れから一転、和解した芸人3組!

ダウンタウン、ヒロミ…“共演NG”ブチ切れから一転、和解した芸人3組!

 

 昨年ごろから芸能界ではお互いにわだかまりを持っていたタレントたちが、和解するという事態が相次いでいる。一体、どんなことでわだかまりが生じたのか? 最近、不仲が解消されたことで話題に上った3組のケースをみていこう。

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■さまぁ~ず 三村マサカズ・ヒロミ

 3日に放送された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で、三村マサカズはヒロミが共演NGだったことを暴露した。今からさかのぼること15年ほど前、先輩ヒロミのツッコミに対してもともと不満を抱いていた三村がエジプトロケで共演をした時のこと。

 三村がウサギの肉を食べ、「これ臭いっすわ!」とリアクションをしたところ、「お前のコメント弱いよ」とケチをつけられた、その挙げ句、「(上島)竜ちゃんと出川(哲朗)にオファーしたのに何でお前来たの?」とまで言われたのだ。この一件で、三村はヒロミを共演NGに。その後15年間、わだかまりは続いたが、同番組の企画によって仲違いが解消された。

■ダウンタウン・爆笑問題

 2014年3月『笑っていいとも!グランドフィナーレ 感謝の超特大号』(フジテレビ系)内で、ダウンタウン・とんねるず・ウッチャンナンチャン・爆笑問題・ナインティナインという歴代レギュラーの5組がステージに集結し話題となった。

 お笑い界のトップに立つこの5組は、これまでほとんど共演は見られなかった(ダウンタウンとウッチャンナンチャンは1988~91年のフジテレビ系『夢で逢えたら』で共演している)。その理由はテレビ製作側が顔をあわせないように取り計らったことが原因とされているが、ダウンタウンと爆笑問題には、はっきりとした因縁が存在する。

 浅草キッド著『お笑い 男の星座』(文藝春秋)によると、不仲の発端は25年前にまでさかのぼる。当時、太田プロダクションから独立した爆笑問題は、業界の掟からテレビを干され、唯一、露出をしていた雑誌が『ホットドッグ・プレス』(講談社)だった。その連載の中で、爆笑問題は憂さを晴らすかのように毒舌を吐いていたのだが、ある日、太田が「ダウンタウンの松本は全身アディダスで、アディダスの広告塔か!」と発言したことで松本が激怒。爆笑問題を呼び出し土下座させたと噂されている。

 浅草キッドはその場にいなかったため推測だとしているが、当時の関係者の証言を総合すると限りなく真実に近いとされる。そのため、『笑っていいとも!~』でのダウンタウン、爆笑問題の共演は芸能界に大きな衝撃を与えたようだ。また、その後のエピソードとして千原ジュニアがラジオで、CM中に松本が太田に「ありがとな」と声を掛けていたことを明かしている。

■DAIGO・狩野英孝

 竹下登元首相の孫でミュージシャン・タレントとして活躍するDAIGOにも共演NGが……。その相手とは、お笑いタレントの狩野英孝だ。2人でドライブに出かけるほどの仲であったが、2013年、『有田とヤラシイ人々』(TBS系)に出演した折に、狩野が「DAIGOが着用していた手袋がL'Arc-en-Cielのhydeからのプレゼントと知り、hydeと近づけるのではないかと思ってDAIGOと仲良くした」と語り関係が悪化。純粋にロックとL'Arc-en-Cielを愛するDAIGOはこの発言にブチ切れ、狩野との交流を絶ったが、2014年には『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で、狩野からの謝罪を受け和解をしている。

 冬の時代に突入したといわれるテレビ業界。従事する誰もが"明日は我が身"という現状において、共演NGや不仲説をめぐる問題は、タレントにとってマイナス以外のなにものでもない筈だ。この状況下において、和解が進むことは極めて建設的な考えだといえるだろう。
(文=近添真琴)