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遠藤、休場確実に 左膝の半月板損傷で全治2カ月

 遠藤、休場確実に 左膝の半月板損傷で全治2カ月

 

  大相撲の西前頭5枚目、遠藤(24)=本名遠藤聖大、石川県出身、追手風部屋=が春場所5日目の12日、松鳳山戦で逆転勝ちした際に左膝に重傷を負い、6日目(13日)から休場することが確実となった。

  師匠の追手風親方(元幕内大翔山)によると、堺市内の病院で検査を受けた結果、半月板損傷などで全治2カ月と診断された。数日間入院する見込みで、手術を受けるかどうかは未定。同親方は「前向きに早く治して、出られるようになったらまた一生懸命頑張ればいい」と話した。

  遠藤は土俵際で松鳳山を突き落とした際、左脚が折れ曲がったまま土俵下に落ちた。しばらく立ち上がれず、勝ち名乗りを受けることもできなかった。花道の奥からは車いすに乗って引き揚げ、硬い表情で「何ともありません」とだけ話した。

  ホープとして高い人気を誇る遠藤は2日目から4連勝と好調だった。休場は、新入幕の2013年秋場所以来2度目となる。〔共同〕