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【阪神】「第5の助っ人」プエルトリコ代表右腕・サンティアゴ獲得へ

 

  阪神が5人目の外国人選手として、プエルトリコ出身のマリオ・サンティアゴ投手(30)=前ドジャース傘下=を獲得する方向であることが24日、分かった。中村勝広GM(65)が「前向きに考えています。契約合意は間近」と説明した。

  サンティアゴは2013年のWBCにプエルトリコ代表として出場。日本との準決勝に先発して4回1/3を2安打無失点に抑え、日本の大会3連覇を阻んだ。今月上旬には、池之上スカウトらがカリビアン・リーグを視察。中村GMは「オーソドックスでまとまっている。先発だけど中継ぎでもいける」と評価した。

  既に外国人枠はマートン、ゴメス、メッセンジャー、呉昇桓の4人で埋まっているが、故障など有事に備えての補強で、3月中旬の来日を予定している。また、育成枠での獲得を検討している前カブス傘下の王躍霖(オウ・ヤクリン)投手(24)の入団テストも3月中旬に行う。

  ◆マリオ・サンティアゴ1984年12月16日、プエルトリコ生まれ。30歳。2005年に全米ドラフト16巡目でロイヤルズに指名され入団。12年に韓国・SKでプレーし、13年にはドジャースとマイナー契約。メジャー経験なし。同年WBCプエルトリコ代表。188センチ、95キロ。右投右打。