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「アラフォー・カルテット」初お披露目!先発そろい踏みで相乗効果

「アラフォー・カルテット」初お披露目!先発そろい踏みで相乗効果 

     2回無死一塁、村田の遊ゴロで二塁封殺された高橋由

  •  3回2死、井端が中前安打を放つ

  •  2回2死一塁、金城は左翼線二塁打を放つ

  •  3回無死、相川が右前安打を放つ

      ◆オープン戦 巨人1―3楽天(22日・那覇)

      巨人のアラフォー・カルテットが、実戦で初お披露目された。39歳の高橋由と井端、38歳の相川と金城が楽天戦に先発出場し、ファンを沸かせた。

      まずは高橋由だ。2回先頭、フルカウントから辛島の低めスライダーにバットを止め、四球を選んだ。「振ってボールにアジャストできた方がいいですけど(実戦で)ボールを見られたので良かったです」。実戦初スタメン。2打数無安打と快音こそ聞かれなかったが、8回1死一、三塁でも四球で出塁した。

      4月で40歳になる高橋由は21日の広島とのオープン戦(那覇)では代打で右飛。この日の試合後は、今キャンプ初の屋外での居残り特打も敢行。打撃コーチ兼任となり、普段なら若手の練習を見守っている時間に113スイングした。

      金城は2回に左翼線二塁打。井端は3回に中前安打。スタメンマスクの相川は、3つの盗塁を決められるも、3回先頭で右前安打。アラフォー4人で計3安打4四球だった。

      それぞれ2、5、8、9の打順に座った。井端は「どうせなら、並べて出してほしかった」と冗談交じりに話し「年が近いので、誰か1人が打つと『打たないと』という気持ちになる。自分たちも結果を出さないとならないし、若い選手には負けられない」と意気込んだ。高橋由は「いまさら刺激というわけではないですよ」と笑顔。金城は「同年代の超一流の選手たちとできるのは財産です。自分も何とかしてやろうという気持ちになりました」と相乗効果を口にしていた。