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東海大四エース大沢、“かわいがり”に絶叫!

仰天画像

  • (左から)ブルペン入りし、110球を投げ込んだ大沢、うさぎ跳びをしながらマウンドまで戻る、アヒル歩きでマウンドまで戻る、〉アヒル歩きでバランスを崩す

     第87回センバツ高校野球大会(3月21日開幕、甲子園)に出場する東海大四が15日、札幌市内の日本ハム室内練習場で約3時間の練習を行った。エース右腕・大沢志意也(2年)はブルペン入りし、直球のみで110球。大脇英徳監督(39)の“かわいがり”には、表情をゆがめて絶叫した。

     「あー!」という大沢の“悲鳴”が響き渡った。大脇監督が捕手を務めた投球練習。構えたミットから大きく外れると、指揮官はボールを返さず、その場に置いた。取りに来い―。合計コロッケJr.痛々しい姿で大阪入りも「頑張ってリハビリします」度、大沢はうさぎ跳びやアヒル歩きでマウンド―本塁間を往復。そのほか、1周約300メートルの室内練習場を5周するなど、下半身をいじめながらマウンドに立ち続けた。

     大脇監督は「『理屈じゃない、根性なんだ』って感じ」とニヤリと笑った。右腕は「初めての経験。今までやられている人を見て笑っていたけど、こんなにきついと思わなかった」。前エースの西嶋亮太(3年)も受けた“洗礼”に苦笑いだ。

     それでも下半身に負担をかけることで、試合終盤を意識した練習になる。大沢は「疲れている状況で力強い球を投げないと(全国で)通用しない」とキッパリ。「次は構えたところに投げます」とリベンジを誓った。(相川 和寛)

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