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松井、ジーター両氏が参加 被災地支援の慈善イベント

 松井、ジーター両氏が参加 被災地支援の慈善イベント

 

  米大リーグ、ヤンキースで活躍した松井秀喜氏(40)とデレク・ジーター氏(40)が21日、東京ドームで東日本大震災の被災地の小中学生を支援する慈善イベントに参加し、野球教室や両氏が監督を務めた日米対抗の試合が行われた。試合には東北3県から選抜された中学生が出場した。

  イベントにはプロ野球巨人の原辰徳監督、日本ハムの大谷翔平選手らも参加した。松井氏は「きょうの一日をエネルギーにして大きな夢を持ってほしい」とエールを送り、ジーター氏は「マツイとの友情だけではなく、子どもたちの役に立ちたいと思った。力になれて幸せ」と感想を述べた。

  試合は2―0で松井氏が率いた日本が勝利。先発登板した福島県郡山市在住の長南佳洋君(14)は「松井選手は憧れ。勇気づけるためにこういうイベントをやってくれてうれしい」と喜んだ。松井氏は中学生の本塁打競争に飛び入り参加し、3スイング目に右翼席へ運んで大歓声を浴びた。岩手県出身の大谷選手は「今後も支援が盛り上がってくれたら」と話した。

  両氏はイベントに先立ち、東京都内のホテルでトークショーなどを実施。東京ドームで行われたオープン戦の巨人―日本ハムでは始球式を務めた。〔共同〕