五輪を紹介

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一人称視点で気分はパイロット 仏パロット社がフルHDカメラ搭載の小型ドローンを国内で発売へ

 一人称視点で気分はパイロット 仏パロット社がフルHDカメラ搭載の小型ドローンを国内で発売へ

 

 小型ドローンの開発で知られる仏パロット社は、3月12日、都内某所にてフルHDカメラ搭載の最新小型ドローン『Parrot Bebop Drone』を発表。価格は7万900円(税抜き)で、4月上旬より販売を開始。3月13日より、国内の家電量販店やオンラインストアで予約受け付けをスタートします。

 

 
 
 『Bebop Drone』は、400グラム(プロペラガード装着時は420グラム)と非常に軽量。

 

 
 1400万画素のフルハイビジョンカメラを搭載しており、視野角180度の景色を高画質で撮影可能。3軸方向で画像の傾きやブレを補正し、安定した映像を楽しむことができます。

 

 
 ドローンの操作には、iOS、Android、Windows Phoneのスマートフォンおよびタブレットに対応した、無料の操縦アプリ『FreeFlight 3.0』を使用。ドローンを目視しつつ、ドローンが撮影するリアルタイムの映像をスマホやタブレットの画面で確認しながら操作することができます。

 

 実際に操作してみたところ、画面左側のバーチャル・ジョイスティックでドローンの高度や旋回をコントロールし、スマホ・タブレットの本体を傾けて前後左右の動きを操作。右手の親指ではフロントカメラの角度を制御するという具合に、シンプルながらもやることがいっぱい。思わず声を上げてしまうほど新鮮な楽しさが味わえるものの、同社がレジャー向けに開発したこれまでの飛行型ドローンと同様に、操作にはかなりの慣れが必要だと感じました。

 

 
 とはいえ、何も操作しない状態でも安定したホバリングをしてくれるので、ゆっくり落ち着いて指示を出せば、墜落してしまうことはありません。

 

 さらに、「LANDING」ボタンにタッチすれば、ドローンはスムーズに自動着陸。「Return Home」ボタンを押せば、GPS機能によって離陸時の場所へ自動的に帰還してくれるという優れたシステムも搭載されています。

 

 
 『Bebop Drone』をさらに直観的に操作したいという場合には、『Skycontroller』とのセットがオススメ。

 

 
 ジョイスティック付きの2本のハンドコントローラーで操縦を行い、各ハンドル上部の2本のミニスティックでカメラの角度をコントロール。4本のアンテナで増幅したWi-Fiを使用するラジオコントロール型の送信機なので、単体だと最長250メートルの範囲で接続できた通信距離が、なんと最大で2キロメートルまで拡張できちゃうのです。…