駐韓米国大使襲撃、容疑者の男を拘束 「戦争訓練反対」と叫び切り付ける

　

　米国のリッパート駐韓国大使が５日午前７時４０分ごろ（日本時間同）、ソウル市内で刃物を持った男に顔や左手を切り付けられ、負傷した。切り付けた男は５６歳の韓国人で、その場で身柄を拘束された。台湾・東森新聞雲が同日伝えた。
　リッパート大使は講演のためソウル市内の文化施設に向かう途中だった。韓国・聯合ニュースの報道によると、男は「戦争訓練反対」などと叫んで大使に襲いかかり、顔に向けて３回切り付けた。男は周囲の人に取り押さえられ、警察が調べを進めている。
　（編集翻訳　恩田有紀）