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韓国が国連で慰安婦問題に言及、日本への非難弱まる―中国メディア

 韓国が国連で慰安婦問題に言及、日本への非難弱まる―中国メディア

 韓国外交部の趙兌烈第2次官は現地時間の3日、国連人権理事会で演説し、慰安婦問題に言及したが、日本政府への非難は昨年より明らかに弱まった。4日付で中国新聞網が伝えた。
 韓国メディアによると、趙次官は演説で慰安婦問題に言及し、日本政府に責任ある態度を示すよう促したが、非難の度合いは昨年より明らかに弱まった。昨年3月に尹炳世長官が韓国外交部長官として初めて国際舞台で慰安婦問題に言及した際には、「反人道的」「人権を踏みにじる行為」などと激しく非難し、「日本側のやり方は国連人権保護メカニズムに対する正面からの挑戦だ」と責め立てた。
 今回の趙長官の演説は慰安婦被害者が受けた傷に重点が置かれ、これらの傷は治癒する必要があると強調された。日本の歴史を否定する行為を直接非難する文言は明らかに少なかった。今年は韓日国交正常化50周年にあたるため、韓国政府は日本側に別の方法で歴史遺留問題を解決するよう促すためのシグナルを発する必要があると考えたとみられている。
 (編集翻訳 小豆沢紀子)