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米女優A・ジョリーさん、卵巣も除去=がんリスク恐れ決断

 米女優A・ジョリーさん、卵巣も除去=がんリスク恐れ決断

  米女優アンジェリーナ・ジョリーさん=2013年6月、ロンドン(AFP=時事)

   米女優アンジェリーナ・ジョリーさん(39)が24日付の米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿し、がんになるリスクが高いため、予防的措置として卵巣と卵管を除去したと公表した。ジョリーさんは2年前にも、同様の理由で乳房を切除する手術を受けた。
  ジョリーさんは、母、祖母、おばをがんで亡くしている。乳房切除を公表した際、遺伝子検査で、乳がんになるリスクが87%、卵巣がんになるリスクが50%あることが分かったと説明していた。
  現時点で卵巣がんは見つかっていないが、複数の医師は、卵巣の除去が「最良の選択」との見解を示した。さらに、家族ががんになった年齢より10歳程度若い時期に手術を受けるべきだと勧められたと説明した。
  ジョリーさんは「わたしは今後、子供を産むことはできないし、肉体的な変化も予期しているが、何が起ころうとも落ち着いている」とした上で、「それはわたしが強いからではなく、このことは人生の一部だからだ。恐れることはない」と強調した。