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固定回線「なんとなく契約」3人に1人、契約後のプラン変更「しない」6割、ヤフー調べ

 固定回線「なんとなく契約」3人に1人、契約後のプラン変更「しない」6割、ヤフー調べ

 家庭でインターネットを利用するための光サービス(FTTH)など固定回線について、ユーザーの3人に1人は「なんとなく契約」したという。また契約後は「プランの見直しや、会社の変更を検討したことはない」が6割だった。ヤフーが調査結果をまとめた。
 
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 この調査は、ヤフーの固定回線「Yahoo!BB」とソフトバンクモバイルの携帯電話回線のセット割引を開始するにあたり、ユーザー動向を把握するために実施したもの。30代~50代の既婚男女600人を対象にしている。
 
 それによると、39.8%の人が「インターネット回線を契約する際、契約内容がはっきりしないまま、なんとなく契約してしまうことがある」という。またインターネット回線の契約後のプラン見直しや契約会社の変更は「ほとんど検討しない」が40.5%、「変更したことはないが検討したことはある」が18.5%と、過半数が経験なしだった。
 
 手続きする際、規約や契約内容をどの程度確認するかを尋ねたところ、「詳細まですべて確認する」は全体の8%。「ざっくりと一通りすべて、確認する」は33%、「重要そうな部分だけ、確認する」は45.2%、「ほとんど確認しない」は13.8%だった。
 
 ちなみに毎月かかっている実際の通信費を聞くと、固定回線は平均5,181円、携帯電話・スマートフォンは平均1万1,841円。両方とも自分で契約、負担している人は毎月1万7,000円以上となる計算だ。
 
 自宅での1か月あたりの通信費をどう思うかを尋ねたところ、「非常に高い」が20.7%、「高い」が47.7%と、約7割は契約後にコストを負担に感じていることが分かった。
 
 どうやら高いとは思いつつも、わざわざ変えない、という人が少なからずいるもよう。ヤフーをはじめ各社が売り込みをかける固定回線と携帯電話回線のセット割引だが、結局こうした層にどう訴えかけるか、という工夫が重要になると見られる。