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原子力推進の標語看板残して

 原子力推進の標語看板残して

  東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県双葉町で撤去が決まった「原子力明るい未来のエネルギー」などの看板をめぐり、看板の標語を考えた男性が16日、同町長と町議会議長に看板を保存するよう求める要望書を手渡した。

  男性は茨城県古河市在住の自営業大沼勇治さん(39)。撤去が決まった2枚の看板のうち「原子力明るい未来のエネルギー」は、大沼さんが考えた原子力推進の標語で、1988年に設置された。大沼さんは「原発事故の反省を踏まえ、子どもたちにうそのない真実の未来を残すため、負の遺産として残すべきだ」と保存を求めた。