3カ月で3億円を荒稼ぎ、大がかりな高級売春組織を摘発、中国本土からの売春婦34人を逮捕―香港

　

　2015年3月12日、香港紙・星島日報によると、香港警察は10日、繁華街・旺角（モンコック）で大掛かりな売春組織を摘発。中国本土からの売春婦34人を含む38人を逮捕した。中国紙・参考消息（電子版）が伝えた。
　
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　逮捕された売春婦34人の年齢は18～36歳。広東省、湖南省、貴州省から香港に来ていた。リーダー格の4人のうち男は1人。女3人のうち2人は香港籍だった。この組織は中国本土から若い女性を集め、「高鐘妹（高級売春婦の意味）」として彼女たちの写真を出会い系サイトや風俗サイトに掲載。携帯電話などで客と連絡を取り、1回につき900～1200香港ドル（約1万4000～1万8000円）の料金で旺角と太子（プリンスエドワード）のホテル2軒に女性を派遣していた。
　
　警察の調べによると、組織の1日の売り上げは約18万香港ドル（約280万円）。当局に摘発されるのを恐れて、そのほとんどを毎日中国本土の銀行口座に送金しており、その総額はわずか3カ月で2000万香港ドル（約3億円）に上る。（翻訳・編集/本郷）