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日本、朴大統領の訴えを拒絶、慰安婦への謝罪は行わない方針―中国メディア

 日本、朴大統領の訴えを拒絶、慰安婦への謝罪は行わない方針―中国メディア

 3日付の中国メディア・新華網は、第2次大戦期の慰安婦被害者に謝罪するよう求めた朴槿惠大統領の呼び掛けに対し、日本政府が2日、拒絶したと報じた。
 3日付のシンガポール華字紙・聯合早報(電子版)によると、菅義偉官房長官が記者会見で、1965年の「日韓請求権協定」で慰安婦問題は解決済みとの立場を示し、「わが国の立場は何度となく韓国側に伝えている。しっかり受け止めていただけるように外交努力をしていきたい」と述べた。
 朴大統領は1日の「三・一運動」96年周年を記念する式典で、「日本が歴史を正視し、韓国と手を携えて未来に向かって新たな歴史をつづっていくことを望む。ドイツとフランスは第2次大戦後、対立を克服し、敵から味方へと変わり、共に欧州の建設に力を注いだ。韓日も彼らに倣い、もっと成熟した、そして未来の50年に向けたパートナーとして、共に新たな歴史をつづっていくことを望む」と述べた。
 さらに、「慰安婦問題は必ず解決すべき歴史の課題。被害者の平均年齢は90歳に近く、彼女たちに残された時間は多くない。日本政府が歴史教科書を歪曲し続けることは、韓日関係を傷つける行為だ」とし、慰安婦問題の早期解決を訴えていた。
 (編集翻訳 小豆沢紀子)