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哺乳瓶消毒、薬液利用派が約半数

 哺乳瓶消毒、薬液利用派が約半数

 

 「育児用品の消毒に関するアンケート」をもとに消毒液の利用状況を発表

 マタニティ・ベビー用品メーカーのピジョンが展開している会員サイト「ピジョンインフォ」はこのほど、哺乳瓶の消毒方法に関するアンケート結果を発表した。この結果は、ピジョンインフォで会員向けに2014年11月に実施した「育児用品の消毒に関するアンケート」をもとにしたもの(回答数330件)。

 搾乳した母乳をあげたり、白湯をあげたりと、哺乳瓶の出番は母乳育児の場合でも意外と多い。使用後の哺乳瓶は雑菌が繁殖しやすいので消毒が大切となり、同アンケートでも哺乳瓶を「消毒する」と答えた人は93.7%と大多数になっている。消毒法に関しては、「煮沸消毒」(20.6%)、「スチーム消毒」(26.1%)を抑えて、薬液利用派(「消毒剤液体タイプ」(28.2%)と「消毒剤粉末・錠剤タイプ」(18.8%)の合計値)が47.0%となった。

 また、哺乳瓶消毒に慣れてきた4カ月~6カ月の赤ちゃんのママに聞くと、毎日消毒している人は液体タイプの消毒剤使用が35.0%を占め、粉末・錠剤派の29.0%を上回った。「1日1回溶液を作れば24時間使用できる液体タイプの消毒剤は、哺乳瓶を使った後はすぐに溶液につけておくことができ、その手軽さが魅力のようです」と同社はコメントしている。

 反対に、気になった時に時々消毒をするという4カ月~6カ月の赤ちゃんママは、液体派が13.0%、粉末・錠剤派が23.0%。「粉末タイプの消毒剤は1回1包で計量の手間がなく、気になったときにサッと溶液を作れる手軽さから愛用しているママも多い様子。粉末・錠剤タイプは持ち歩きしやすいので、外出先でも使いやすく、常備しておくといざというときに役立ちます。プレママ期には、自分に合った消毒法はわかりにくいものですが、このアンケートでイメージがつかめるのでは」としている。