古巣復帰のガーネット、自腹で購入のチケット1000枚をファンに提供

【3月2日 AFP】米プロバスケットボール協会（NBA）のミネソタ・ティンバーウルブス（Minnesota Timberwolves）に所属するケビン・ガーネット（Kevin Garnett）が、古巣に復帰して以来ファンから温かい歓迎を受けているお礼として、2日に行われる試合の観戦チケットを1000枚提供することになった。

チームは公式ウェブサイトで、ガーネットが本拠地で行われるロサンゼルス・クリッパーズ（Los Angeles Clippers）戦のチケットを自腹で購入し、先着500人に2枚ずつ配布すると発表した。

ガーネットは声明で、「ミネソタに戻って以降、ファンからの反応や応援は驚きというほかない。信じられないよ」とコメントした。

「感謝の印として、2日のクリッパーズ戦のチケットをプレゼントしたい。みんな大好きだし、ご厚意に感謝している。試合で私のプレーを楽しんでくれ」

38歳のガーネットはブルックリン・ネッツ（Brooklyn Nets）を離れ、名声を築きながらも2007年に不満を訴えて退団したティンバーウルブスに戻った。

ボストン・セルティックス（Boston Celtics）でNBAファイナル制覇を果たしたガーネットは、古巣復帰を果たした際、晩年を迎えた現役生活をティンバーウルブスの若手育成に尽力したいと明かしていた。

復帰初戦となった2月25日のワシントン・ウィザーズ（Washington Wizards）戦の試合前には、ビデオ映像による歓迎が行われたほか、ガーネットはファンから総立ちの拍手を受けるなど熱烈な歓迎を受けていた。(c)AFP