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【フィギュア】宮原、首位発進!SP自己ベスト更新

【フィギュア】宮原、首位発進!SP自己ベスト更新 

     女子SPで首位に立った宮原(共同)

      ◆フィギュアスケート 四大陸選手権第2日(13日、韓国・ソウル)

      女子ショートプログラム(SP)が行われ、昨年12月の全日本選手権覇者の宮原知子(さとこ、16)=大阪・関大高=が自己ベストの64・84点で首位に立った。2・17点差の2位にグレーシー・ゴールド(米国)。本郷理華(18)=愛知みずほ大瑞穂高=が61・28点で3位、永井優香(16)=東京・駒場学園高=は56・94点で7位につけた。

      147センチ、35キロの体が大きく見えた。宮原は冒頭に跳んだ3回転ルッツ―3回転トーループの大技を決めるなど、3つのジャンプで鮮やかに着氷。自己ベストを1・27点更新する64・84点。「ラッキー。思ったより点が出たのでうれしかった」と喜びに沸いた。

      SP首位に導いたのはライバルを圧倒した技術点だ。3つのスピンで最高難度のレベル4を獲得して着実に得点を重ねた。ステップを含めた全ての要素でジャッジの加点を引き出した。昨年12月の全日本選手権を初制覇。浅田真央(24)=中京大=が休養するなか、日本の新エースとして挑んだ大会で「自分の滑りをすることだけを考えている」と気負いはない。

      「SPよりフリーが得意。去年2位になっているので、順位を上げられるように頑張りたい」。初代表で臨む世界選手権(3月・上海)へ、自信を深めるチャンスだ。