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上本よ覚悟!阪神・西岡、二塁奪還すべく「アピールしなければ」 (1/3ページ) - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)

上本よ覚悟!阪神・西岡、二塁奪還すべく「アピールしなければ」 (1/3ページ) - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ) 

  阪神春季キャンプ(14日、宜野座)阪神・西岡剛内野手(30)は、15日の紅白戦に白組の「3番・二塁」で先発する。昨年11月の右肘手術後、初の実戦を前に「僕はアピールしなければいけない立場」とキッパリ。紅組の「1番・二塁」で出場する上本博紀内野手(28)から二塁の定位置を奪還すべく、内容も結果も求めていく。

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  宜野座は、汗ばむ陽気だったが、西岡のハートも熱く、ギラギラと燃えていた。紅白戦に「3番・二塁」で初出場する。いよいよ始まる上本との二塁争いを前に思いの丈をぶちまけた。

  「いい形で打てることが最優先だけど、そこに結果も伴ったら気分がいいでしょうね。アピールしなければいけない立場でもありますから」

  準備万端だ。初実戦を前に、主力選手よりも40分前の午前9時20分にグラウンドへ。二塁の特守を受け、全体練習を終えると、再び室内でバットを握った。

  「あした紅白戦なの? 知らんかった」とすっとぼけたが、知らないわけがない。ポジションを奪う-。存在感を示すときがやってきた。

  和田監督は開戦する二塁バトルを前に西岡の状態に注目した。「今どこまで仕上がっているか。セカンドで勝負するといってキャンプに入ってきているわけだから」。一方で、上本の成長も実感していた。「状態は非常にいい。昨年より守備も進歩している。スローイングも克服しつつある」。現状では、昨年の西岡のけがの間に定位置をつかんだ上本が優勢というニュアンスか…。

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  ただ、その構図の中で西岡は「僕は二塁にこだわりたい」と、キャンプに臨んだ。例年は調整の場だが、今年は違う。実戦を前に「アピール」という言葉を発したのも意気込みの表れだ。

  「とはいえ、シーズンで結果を残さないと意味がない世界。そこ(調整とアピール)が交錯して難しいけど、ぶれないところはぶれず、結果が伴えば気分もいい。どうなるか楽しみです」

  開幕に向けて万全を期すと同時に、定位置争いも本気。難しくても、二兎を追って二兎をつかむ-。さあ、復活ロードのスタートだ。 (三木建次)

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