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韓国で「コンビニ弁当」繁盛!・・・景気と世帯構造を反映か=韓国華字メディア

 韓国で「コンビニ弁当」繁盛!・・・景気と世帯構造を反映か=韓国華字メディア

 韓国メディア・聯合ニュースの中国語版は26日、韓国経済の低成長が続いている影響で、低価格なコンビニエンスストア弁当の販売数が激増しているとし、同国内の「セブンイレブン」における今年1-3の販売数が前年同期比で52.8%増となったことを報じた。
 
  記事は、セブンイレブンのデータによると、コンビニ弁当の販売数は2008年の金融危機以降激増しており、09年には前年比189.1%増、10年と11年も同110%前後の増加を記録したと紹介。12年には一旦同34.2%増までペースが落ち込んだものの、13年、14年、そして今年1-3月には52.8%にまで“リバウンド”したと伝えた。
 
  そのうえで、この現象は「ますます多くの勤労者が昼食代を節約していること、1-2人の小規模世帯が増加していることが関係している」との分析が出ているとした。韓国統計庁によると、1人世帯の全世帯に占める割合は1990年には9.0%だったが、15年には27.1%に増加。2人世帯も13.8%から24.3%に増えており、いずれも2025年には31%台になると予測されている。
 
  記事は、セブンイレブンの関係者が「1990年代中期より弁当の販売を始めたもののしばらくパッとしない時代が続いたが、金融危機の起きた2008年から弁当の売り上げが激増し始めた」とコメントしたほか、世帯構造変化とコンビニ消費の勢いが韓国より大きい日本の状況を参考にすると、韓国の弁当市場は今後さらに2倍以上拡大する見込みであるとしたことを併せて伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)tktktk/123RF.COM)
 
 
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