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五輪を紹介

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顧客激減で踏んだり蹴ったりオリックス40億円補強の大誤算

顧客激減で踏んだり蹴ったりオリックス40億円補強の大誤算

 こんな調子では、とても補強費は回収できないだろう。開幕からまだ15試合、対戦カードが一巡したばかりとはいえ、「超」の付く大型補強を敢行したオリックス・バファローズが、いまだ2勝しか挙げていない(4月13日現在)。強力打線に火が付くのはこれからだとしても、気になるのは“観客数の激減”だ。
 「首位と8ゲーム以上引き離されてのダントツ最下位。一人負け状態ですよ。今季初の主催ゲームとなった対日本ハム3連戦は計10万人強を集めましたが、続くロッテ3連戦では合計で4万人を超えた程度。劣勢がはっきりするや、さーっとファンが離れて行った格好です」(ベテラン記者)

 オリックスの補強費用は総額40億円以上とも伝えられている。中島裕之(前アスレチックス)、小谷野栄一(前日本ハム)、ブランコ(前DeNA)、バリントン(前広島)とビッグネームを次々と獲得。国内FA権を行使していたエース・金子千尋、クローザー・平野佳寿両投手の引き留めにも成功し、優勝候補にも挙げられていた。
 「今のプロ野球は女性客をいかに取り込むか、広島のカープ女子がその成功例であり、それに次ぐのがオリックス女性ファンの『オリ姫』といわれていました。パ・リーグでは千葉ロッテの観客数が伸び悩んでおり、主催2節目ではその影響を受けたようですが、カープ女子は対戦カードに関係なく、応援席を満員にしています」(同)

 『オリ姫』には“仕掛け人”がいた。大手芸能プロが営業として煽ったもので、自然発生したカープ女子とは根底からして違うのだ。
 とはいえ、昨季の観客動員数は前年比18%増。伸び率は広島に次いで12球団中2位。営業努力もあっただろうが、勝敗や対戦カードに関係なく観客が集まるところまで成長していない。
 カープ女子はファンが自主的に情報誌を作り、ネット上でも情報交換が行われている。目下、広島も出遅れているが、こちらは「負けているときこそ、みんなで応援する」の心境。作られたファン像をあざ笑っているのではないか。