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中国人女子留学生が紹介する、日本の生活あれこれ―中国メディア

 中国人女子留学生が紹介する、日本の生活あれこれ―中国メディア

 騰訊遊戯は10日、日本に留学して4年になる中国人女子学生による日本見聞について紹介する記事を掲載した。
 女子学生はアニメ・ゲームが大好きな27歳。中国から遊びに来た妹とともに、年に1度の日本で最大アニメイベントであるアニメ・ジャパンにやってきた。朝8時に現場に到着した2人だが、すでに黒山の人だかり。にもかかわらず、現場は秩序正しくみんな並んでいて、最後尾を示す案内もでている。入場料は1日1600円だ。
 アニメの存在は、みんなのストレスを和らげるためだという。
 アニメイベントのあとで、2人は日本料理店に行った。日本では人気のレストランでは3時間くらい並ぶことがあるが、みんな平気だという。料理は基本的に食べるだけ注文する。
 日本に来て4年、一番強く感じたのはサービス業界の態度の良さだという。心からにせよ、仕事上にせよみんなとても礼儀正しい。そして、公共スペースで大声で騒いだり秩序を守らなかったりする人を見ることは難しいのだ。
 食事の後は上野公園でお花見だ。地下鉄に乗って行った。日本では地下鉄が発達している一方で、タクシーの初乗りが750円前後と高く、新宿から渋谷までの15分間で2000円にもなってしまう。マイカーも買うだけなら高くはないが、維持費や保険、駐車場代が高くつく。
 桜が満開になる3-4月は、日本では卒業シーズン。和服を着た女性が写真を撮っていて、一緒に撮影を要求しても大方快く応じてくれる。
 上野公園では至るところで飲み食いしている人を見たが、帰るときにはみんなすすんでゴミを持っていく。公園にはゴミの集中して処理する場所があり、分類して捨てられる。留学したての頃、現地の食べ物が生だったり冷たかったりして慣れなかったため、自分で料理を作る必要に迫られたとのこと。日本では肉類が安めな一方、果物は高価だ。1カ月の生活費は12-20万円で、週3-4日居酒屋でバイトをしている。時給は1000-1200円だ。
 礼儀上、日本の多くの会社では女性の化粧が要求される。もちろん、きれいになりたい気持ちから、中高生のころから化粧にいそしむのだけれど。だから、ドラッグストアは学生が頻繁に通う場所になっている。
 東京はナイトライフも豊富だ。多くのサラリーマンは仕事帰りに居酒屋で酒を飲んだり、カラオケやボウリングなどを楽しむ。風俗サービスも合法化されている一方、未成年者による成人雑誌や酒、タバコの購入に対しては厳しく規制されている。
 日本の永住権を得るには、大学院を卒業してから4-5年後に申請することができるが、審査は厳しい。このため、国際結婚をして永住権を得ようとする留学生もかなりいるようだ。
 (編集翻訳 城山俊樹)