五輪を紹介

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モノをオンラインで売るときに役立つ「価格設定のコツ」

 モノをオンラインで売るときに役立つ「価格設定のコツ」

 モノをオンラインで売るときに役立つ「価格設定のコツ」

 オンラインサイトで自分の物を売るとき、値段の設定は難しい問題です。自分が売ろうとしている物がどのぐらいの価値があるのか見定めて、できるだけたくさんのお金を得られる方法をご紹介します。

値段に関して柔軟な考え方を学ぶモノをオンラインで売るときに役立つ「価格設定のコツ」

 交渉術の大切さを強調する一方で、小売店や大企業からは値段とは固定されているものだと教えられてきました。私たちの多くは、物の値段は材料費と製造のための労働の費用にほんの少し上乗せしたものであるはずだと思ってさえいます。中古品を買ったのでない限りは、自分がそれを新品で買うときに払った以上の値段をつけるのは法外だと思われています。

 しかし、実は、客観的に「正しい」値段など存在せず、人が払ってもいいと思う金額があるだけです。経済学では「支払意思額」という文字通りの概念があります。簡単に言うと、人が物やサービスと引き換えにしてもいいと思う最も高い金額のことです。あらゆる売買にはおいて、誰にでもこの金額があります。例えば、スマートウォッチに10セントも払いたくないという人もいれば、1万ドルまでなら払ってもいいという人もいます。ここで大切なのはただ1つ、自分が希望する金額を払ってくれる買い手を十分な数だけ見つけることです。

 自分が使い古したを売ろうとしているなら、もう自分のコストは支払い済なので、持続可能なビジネスモデルのことを気にする必要はありません。なるべく高額で自分の商品を買ってくれる人を見つけさえすればいいのです。この場合の実践的な流れとしては、まず自分がつけたいだけ高く値段をつけておき、最悪の場合は売れないということになります。そのときは、時間をおいて、再出品すればいいのです。

 マーケットの観察から始める

モノをオンラインで売るときに役立つ「価格設定のコツ」

 自分が売ろうとしている物の値段を決める一番速い方法は他の人たちが似たようなアイテムをいくらで売っているか確認することです。Craigslistを例にしてみましょう。私は古い黒革のソファを売り払いたいと思っているとします。似たようなソファを自分の所在地で検索します。同じような出品物は、素材の特性や商品の状態によって、150ドルから250ドルの値段がついていることがわかります。

 ここで覚えておかなくてはいけない大切なことは、これは販売希望価格であって、必ずしも実際に売買するときの価格ではないということです。そういう出品物は全く売れないかもしれず、交渉により値段が下がるかもしれないのです。…