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韓国の平均初産年齢は世界一の高さ、急ピッチで進む晩婚化―韓国紙

 韓国の平均初産年齢は世界一の高さ、急ピッチで進む晩婚化―韓国紙

 2015年3月18日、参考消息網によると、韓国紙・朝鮮日報は韓国人女性の平均初産年齢は30オーバーで、世界で最も高いと伝えた。
 
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 経済協力開発機構(OECD)統計(2011年調査)によると、韓国の平均初産年齢は30.3歳でイタリアと並び最も高い。日本の30.1歳、英国とドイツの30歳、スペインの29.7歳を上回っている。しかも2014年には31歳とさらに上がっている。1995年の26.5歳から16年間で3.8歳の上昇となった。日本は1995年時点で27.5歳。慣行が逆転したことになる。
 
 なぜこれほど急激な晩婚化が進んでいるのだろうか。その背景には進学率の上昇がある。25~29歳の女性に占める四大卒の比率は韓国が41.4%。日本の30.8%を大きく上回る数値だ。単に教育期間が延びるだけではなく、卒業後も会社で働き出産が難しい人も増えていく。こうした晩婚の進行を止めるためには、女性向けの教育制度、育児制度の見直しが必須だと専門家は提言している。(翻訳・編集/増田聡太郎)