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この苦しみは一体どこから!? 意外と知らない「花粉症の基礎知識」

 この苦しみは一体どこから!? 意外と知らない「花粉症の基礎知識」

 この苦しみは一体どこから!? 意外と知らない「花粉症の基礎知識」
 寒い冬が終わり、暖かくなってくるとやってくるのがツラい花粉の季節ですね。毎年目のかゆみやくしゃみ、鼻水に悩まされているという方も多いのではないでしょうか?
 しかし、“花粉症”の人でも自分は何に対してアレルギーがあるのか知らないという人も増えてきています。そこで今回は、美容カウンセラーで管理栄養士である筆者が、花粉症を軽減するためにも、花粉症の基礎知識をご紹介いたします。
 
 ■スギ花粉症は日本人の4人に1人!
 毎年春になる前から世間が注目している花粉飛散量情報。花粉症は今まで症状がでなかった方でも突然発症するので、花粉症がツラそうな人を見る度に、いつか自分も発症するのではないかと怯えている人も多いようです。
 「2013年版アレルギー性鼻炎ガイド」では、26.5%の人がスギ花粉症という結果がでております。
 この結果から、“日本人の4人に1人”がスギ花粉症で悩んでいるということになります。スギ花粉だけでもこんなに多くの人がいるのは、まさに国民病といっても過言ではありませんよね。
 
 ■花粉は一年中飛んでいる?
 花粉症の発症者が一番多く、日本独特というところから有名なのは“スギ”ですが、春に飛ぶものだけでも、ヒノキ、ネズ、シラカンバ、ハンノキ、オオバヤシャブシ、コナラ、リンゴと数多くの花粉があります。
 そして、春が終わり夏になっても安心できません。夏に飛ぶものの中でもカモガヤというイネ科の植物の花粉が多く飛びますし、秋は秋で、花粉症に多いブタクサが飛びます。
 そして、意外にも冬も花粉はあります。一年の間で最も花粉の少ない季節といえますが、1月中旬以降の暖かい日には、スギ花粉などが飛ぶ日もあるので油断できません。
 
 ■自宅でできる花粉対策とは?
 花粉の季節になると薬を必ず飲むという方も多いですが、花粉症の内服薬は効果に比例して眠くなるものが多く、薬には頼りたくないという人も少なくありません。
 自分でできる花粉対策としては、花粉を部屋に持ち込まない、飛散させない、落とすこと。例えば、部屋に入る前にコートを脱いで玄関で叩く、部屋で加湿機を使い、湿度で花粉が重くなり花粉が舞い上がるのを防ぐなどがあります。
 
 以上、花粉症の基礎知識をお伝えしましたが、いかがでしたか?
 これから暖かくなって、バーベキューやお花見など外で楽しめる行事も増えてくるころ。自分が何のアレルギーか、どう対策すればいいのかを確認すると軽減できるかもしれません。…