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花粉症、一つの原因は「乾燥肌」かも!? 鼻・肌の保湿でつらい症状も緩和

 花粉症、一つの原因は「乾燥肌」かも!? 鼻・肌の保湿でつらい症状も緩和

 花粉症、一つの原因は「乾燥肌」かも!? 鼻・肌の保湿でつらい症状も緩和
 花粉症対策や症状の和らげ方にもさまざまですが、もしかすると、そもそもの「肌」が関係しているかもしれません。

 過去「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)では、JCHO東京新宿メディカルセンター(旧東京厚生年金病院)耳鼻咽喉科部長の石井正則先生が「花粉症と乾燥肌の関係」を解説していました。

 花粉症は花粉が鼻や耳などから体内に侵入し、発症すると考えられてきています。しかし先生によると、最近の研究では、新たな原因として「乾燥した肌」が注目されているのだとか。

 皮膚の表面は、水分と脂分で異物の侵入を防ぐ「バリア機能」があります。ところが乾燥すると「バリア機能」が低下し、外からの刺激を受けやすくなります。ここに花粉が付着することで、その刺激が痒みや炎症を起こす「花粉症皮膚炎」になり、さらにアレルギーが鼻や目に広がって鼻炎や目が痒くなる症状を引き起こす確率が上がると言われているそうです。花粉症で顔やお肌がかゆくなる人はこれが原因だったのです。

 花粉症対策には鼻の粘膜を強化することに加え、石井先生は「肌の保湿が重要」とし、肌・鼻の加湿をすることが花粉症のつらい症状を和らげる一つの方法になるかもしれないとコメントしていました。
 帰宅したら花粉を落とすことはもちろん、日頃からのスキンケアが大切ということですね。冬の乾燥シーズンが終わったからといって油断せず、とりわけ顔や手など、露出している部分の保湿には気を配ったほうが良さそうです。

 ■鼻の粘膜を防御する方法

 2枚のマスクを用意し、マスクとマスクの間にウエットティッシュを1枚広げて挟みます。
 こうすることで加湿することが出来、さらに二重のフィルター効果も期待できます。