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米国防総省、「イスラム国」支配地域の4分の1奪還と発表

 米国防総省、「イスラム国」支配地域の4分の1奪還と発表

 
  アメリカ国防総省の当局者は13日、去年8月からの空爆により、過激派組織「イスラム国」がイラク国内で支配していた地域のおよそ4分の1を取り戻したと発表しました。
  アメリカ国防総省の当局者は13日、アメリカなどの有志連合による空爆が去年8月に始まってからの7か月間で、「イスラム国」がイラク国内で支配していた地域のおよそ4分の1を取り戻したと発表しました。「イスラム国」の支配地域5万5000平方キロのうち、イラク北部の油田地帯・キルクークほか、中部のバビル州など、1万600平方キロから1万3500平方キロの土地の奪還に成功したことです。
 
  国防総省は、今年1月の時点では支配地域の1%しか奪還できていなかったとしていて、この2か月間で空爆が一定の効果を出していることをアピールしたものです。
 
  一方で、イラク第二の都市・モスルはいまだ「イスラム国」の支配下に置かれているほか、シリア国内での掃討作戦も進んでおらず、地上戦を主導することになるイラク治安部隊やシリアの反体制グループの訓練・育成が急がれています。(14日07:12)