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洗濯機の「洗浄効果」を比較実験・・・大手メーカーだからって「理想的な仕上がり」になるとは限らない!?=中国メディア

 洗濯機の「洗浄効果」を比較実験・・・大手メーカーだからって「理想的な仕上がり」になるとは限らない!?=中国メディア

 中国メディアの中国経済網は11日、中国消費者協会が30種類のパルセーター式洗濯機および25種類のドラム式洗濯機を対象に比較実験を行ったことを伝え、パナソニックや三洋の洗濯機の洗浄力が「理想的でなかった」と報じた。
 
  中国消費者協会の実験では洗浄効果を数値化したうえで各洗濯機の洗浄力を比較・評価を行った。実験結果は5つの等級で示し、上位2つの等級を「理想的」として表現した。中国消費者協会が「洗浄力が理想的でなかった」と判断した洗濯機には、三洋やパナソニックのパルセーター式洗濯機のほか、ハイアールや康佳集団のドラム式洗濯機が含まれていたという。
 
  記事は、実験対象となった洗濯機の消費電力や使用水量などについては製品に明記された数値と相違なかったと伝える一方、「一部の製品は洗浄力に問題があった」と伝えたほか、ドラム式とパルセーター式を比較した場合、ドラム式のほうが洗浄効果は高かったものの、一部で「洗浄効果が理想的でなかった」ドラム式洗濯機もあったと報じた。
 
  また、すすぎ洗いの項目では「中国の規定している水準に達していない製品もあった」と伝え、消費者協会の関係者が「すすぎ洗いは消費者がもっとも見落としがちな行程だが、洗剤や汚れを洗い流し、取り除くうえで非常に重要」と指摘したことを伝えた。
 
  さらに、洗濯機の比較実験の結果を受け、消費者協会が「パルセーター式洗濯機は価格がドラム式に比べて安く、消費電力も小さいものの使用水量が多い傾向がある」と指摘し、また、「ドラム式は洗い方の選択が可能であるなど機能が豊富で使用水量も少ないが、消費電力が大きい傾向がある」と指摘したことを紹介した。
 
  消費者協会の実験の結果、日本や中国の大手企業の一部の洗濯機について洗浄効果が「理想的でなかった」と判断されたことについて、中国の簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)では「本当か?うちのパナソニックの洗濯機は性能いいぞ?」、「三洋の洗濯機を使ってるが別に不満はない」といったコメントが見られた。
 
  また、日本、中国の企業の洗濯機が「理想的でなかった」とされたためか、「やっぱりシーメンスが良いということか」などとドイツメーカーの製品なら安心だという声も見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
 
 
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