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リベリア最後のエボラ患者退院、1カ月発生ゼロなら終息宣言へ

リベリア最後のエボラ患者退院、1カ月発生ゼロなら終息宣言へ 

 [モンロビア 5日 ロイター] – 西アフリカ・リベリアで5日、エボラ出血熱の感染が同国で最後に確認された患者が退院した。同国では過去13日間、新たな感染者が出ていない。リベリアでは約1年前に最初のエボラ感染者が確認されていた。このまま、あと1カ月間新たな感染者が出なければ、流行の終息が宣言される。

 退院した女性は、中国の支援で設置されたエボラ治療施設に2週間入院。この日は施設前に集まった関係者らにあいさつし、「治療施設と全能の神に感謝したい。この日を迎えられるとは思っていなかった」と喜びを口にした。中国人民解放軍の兵士らが見守る中、女性は中国人医療従事者らから次々に祝福され、花束やパンダのぬいぐるみも贈られた。

 西アフリカ諸国で猛威を振るったエボラ熱による死者は、約1万人に上っている。

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