米国家情報長官「北朝鮮は米国人嫌いだが、米ドルは好き」―韓国メディア

　

　ジェームズ・クラッパー米国家情報長官が３日に米公共放送サービス（ＰＢＳ）の取材を受けた際、「北朝鮮は米国が嫌いだが、米ドルは好きだ」と発言した。韓国・聯合ニュースの報道を、環球網が４日伝えた。
　同長官は取材の中で、昨年１１月に北朝鮮を秘密裏に訪問した時の詳細について語っている。同長官はオバマ大統領の命を受けて訪朝し、現地で拘束されていた米国人ペ・ジュンホ氏とマシュー・ミラー氏を連れ帰った。その際の話として同長官は「北朝鮮は夕食代を自分で支払うよう要求してきた。北朝鮮は非常に米国人が嫌いだが、米ドルは好きなのだ」と語った。
　同長官はまた、北朝鮮滞在中に帯同した同国の若い官僚とは「温和」な対話を行ったとも語っている。
　（編集翻訳　城山俊樹）